モーリシャス便り

インド洋の楽園「モーリシャス」での生活を綴っています。

2008年02月

ワカサギ釣り?

ワカサギ?

イメージ 1



そんなわけはなく…。

イメージ 2


なんと20cmくらいのハコフグが桟橋の下にいました。

モーリシャス人の名前

モーリシャス人、と一口に言っても、色々な民族がいるので、一概には言えないのだが、名前が長いっ!

一般に使っている名前とは別に、出生証明書にやたら長い、というか、宗教の関係も有り、いくつものギヴン・ネームがあったり、ファミリー・ネームでさえ、二つ、三つの名詞がくっついていることもある。

かくいう私の夫もファミリー・ネームが二つの名詞で構成されているのだが(ギヴン・ネームは3つある…)、以前、私が日本でパスポートの書き換えをする際、(仮に ○○ XXとしておく)

「名字の真ん中にスペースとか、ハイフンとかいれられないんですよ。○○もしくはXXにしますか?」

と聞かれ絶句したことがある。

致し方なくその時は○○XXとくっつけてもらったのだが、名字はひとつ、姓もひとつ、が基本の日本人対象なので文句は言えない。(何年か前から、スペースも認められるようになったので、今のパスポートのファミリー・ネームの欄は二つの単語に分かれている。)



ところで、面白いのが中華系モーリシャンのファミリー・ネーム

19世紀初頭にモーリシャスに移民してきた彼らの名前、なぜかフル・ネームをファミリー・ネームとして登録されてしまったのである。

以来、中華系モーリシャンは、移民してきた1世のフル・ネームがファミリー・ネームとなり、さらにギヴン・ネームがつけられるものだから、やたらと長い。中には、中国系のギヴン・ネームの他に、クリスチャン・ネームも入れる人もいるので、パスポートの名前の欄が2段になる人もいるそうだ。まるで寿限無。

中国や香港へ行く際に、いつもイミグレーションで「この名字はおかしい」と引っかかる、と中華系の知人から聞いたことがあるのだが、確かに本家の中国人にしてみれば、漢字にすると3文字にもなる中華系のファミリー・ネームに、不審を覚えるのは仕方のないことなのだろう。

私たちの感覚からすると、例えば「田中太郎」が名字になっているのと同じ感覚なのだろう。

モーリシャスの言葉

モーリシャスの公用語は、独立したのが英国からだったので「英語」ですが、一般の人々が話し言葉として通常使う言葉は「クレオール語」です。

このクレオール語は、フランス語がベースになった言葉なので、ありがとう=メルシィ、こんにちは=ボン・ジュール、などはフランス語とほぼ同じ使い方をします。

因みに、モーリシャスでは小学校から正規の教科として、フランス語&英語を学びます。

というわけで、子供でも最低で、英語、フランス語、クレオール語の3言語を理解しています。


モーリシャスは多民族国家なので、その他、家庭で中国語を使ったり、ヒンディー、ボジュプリ(ヒンディーがベースになって変化した言語)を使う家庭もあり、4言語、5言語マスターしている人も決して珍しくありません。 


一般の観光客が出入りする場所(空港、ホテルやレストラン)、タクシーの運転手は、大抵、英語とフランス語の両方を話しますが、普段使う言葉がフランス語に近いクレオール語なので、どちらかと言うとフランス語のほうが得意と言う人の方が多く、且つ話す英語の発音がフランス語なまり、と言う場合が多いので、慣れるまではとても聞きづらいかもしれません。


ご参考までに、簡単なクレオール語を:


表記       発音の仕方         意味

Bonzour    ボンズール         おはよう、こんにちは

Talere      タレヤ           また後で、また今度

Mersi      メルシ           ありがとう

Qui ou dire?   キ ウ ジヤ?       何ていったの?

Comie li coute?  コミエ リ クテ?     いくらですか?

Mo content toi  モ コントン トワ     愛してます



基本的に人称は:

私は=モワ(Moi)

私の=モ(Mo)

あなた(丁寧・初対面)=ウ(Ou)、

あなた(友人・知人・家族)=トワ(Toi)

彼、彼女、それ=リ(li)


となります。


ツーリストが、片言のクレオール語を話すとモーリシャンも相好を崩して喜んでくれることの方が多いですが、フランス語と同じで、親しい間柄で使うトワ(Toi)は、初対面の人には使いませんので、気をつけましょう。

モーリシャスのお金

モーリシャスのお金の単位は:モーリシャン・ルピー (Rs.)

現在1ルピー=約4円です。

今までは、免税店、ホテル以外では、基本的にルピー表示だったのですが、ここのところのユーロ高のおかげで、ホテルでもレストランの料金などをユーロ表示にするところがかなり多くなってきました。

なんと言っても、観光客のマジョリティーはヨーロピアンなので…。


日本円からモーリシャン・ルピーへの両替は、空港内(発着便に合わせて営業)、街中の銀行・両替商で簡単にできますが、あまりに日本人観光客が少ないので、故意ではなく単位を間違えられることも多いので、受け取る際には、必ずカウンターで間違えがないか確認しましょう。また、ホテルでも日本円からの両替が可能ですが、ごく一部のホテルでは、受け付けてくれないところもあります。


空港内のATM(アライバル・ホールのすぐ外側に設置されている)や街中のATMは24時間営業なので、現金を大量に持参しなくとも、インターナショナル・カードやクレジット・カードで、気軽にモーリシャン・ルピーを入手することも可能です。


モーリシャスで一般に流通しているカードは、VISAかマスターです。この二つのカードは、ホテルやレストランはもちろん、スーパーでも使えるので、小銭を無用にジャラジャラ増やしたくない場合、とても便利です。

因みにダイナースやアメックスは、ホテルや免税店、一部のショップでしか使用できません。現在、JCBカードが使えるところは、モーリシャスにはありません。



と言うわけで、私のお薦めのお金の持参の仕方は…

*VISAもしくはマスターカード
*日本円の現金
*(あればインターナショナル・キャッシュ・カード)

ですが、

外貨を持っていきたい場合は、ユーロにしておくと便利です。


最後に、モーリシャスの空港の出発ロビーの銀行カウンターでは、余ったモーリシャン・ルピーを外貨に再両替できますので(硬貨も再両替OK!)、慌てて最後に使い切る必要はありませんが、日本円が用意されていることは稀です。


(2008年2月現在の情報です。)

モーリシャスへの道

ここのところ、面白い写真が撮れないので、ちょっとガイドっぽい情報をアップしていきたいと思います。


モーリシャスは、インド洋のマダガスカルの近く(西海岸から900km)に浮かぶ小さな島で、大きさは大阪府とほぼ同じ大きさ、沖縄本島の1,5倍です。

(って言われても、あんまりピンとこないですよね。)



日本からのアプローチの方法として:

*モーリシャス航空
 モーリシャス-香港線 週2便運行 (飛行時間約10時間)
 モーリシャス-クアラルンプール線 週3便運行 (飛行時間約7,8時間)
 モーリシャス-シンガポール線 週3便運行 (飛行時間約7,8時間)

*エミレーツ航空
 モーリシャス・ドバイ線 毎日運行 (飛行時間約7時間)

以上があります。その他、ヨーロッパ経由、アフリカ経由等もありますが、マニアックなので、この場では割愛いたします。

因みにクアラルンプール、シンガポール経由は、シンガポール発クアラルンプール経由モーリシャス行き、または、クアラルンプール発シンガポール経由モーリシャス行きなので、フライト・スケジュールにより飛行時間が異なります。(復路も同じ)


特にモーリシャス航空の香港線は、日本の各空港(成田、関西など)で、朝一番の香港行きに乗れば、すぐの乗換えで、同日にモーリシャスにたどり着けます。復路も乗り継ぎ時間が少ないので、モーリシャスでの滞在時間を最大限にしたい方には、この路線が一番のお薦めです。

その他の線は、乗り継ぎ時間が長いことが多いのですが、その時間にそれぞれの経由地の観光をすることもできるので、モーリシャスでリゾート気分を満喫、経由地ではショッピング&観光を満喫、ってな事も可能です。


と言うわけで、日本からの直行便がないから不便、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、先の香港線の場合、香港まで4時間、香港から10時間で、トランジットの時間を含めても、モーリシャスに同日着が可能なので、ヨーロッパなどへ行くのとあまり変わらないのですが…。

なんたって最近の形容詞は「アフリカのモーリシャス」だからなぁ…。


やっぱり、イメージ的には遠いいんでしょうか…。


(2008年2月現在)
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