モーリシャス便り

インド洋の楽園「モーリシャス」での生活を綴っています。

2009年06月

東方見聞録2008

実は私、年に一度は仕事の間隙をついて、サクサクッ、と一時帰国していたりします。本当にいきなり決めて、突然帰るので、まるで寅さんのような帰国となります。日本に来たら、連絡下さい、という暖かいお声をたくさん頂くのですが、そんなわけで、本当にゴメンナサイ。


さて、そんな一時帰国ですが、モーリシャス生まれの息子を連れて行くと、毎回実に様々な経験を致すことになるのですが、去年のそれは、いまだもって印象が薄れない事件の連続でした。(因みに去年は、家人は留守番)

関係のない皆様には全く面白くない記事ですが、個人的に記録にとどめておきたくてここに記します。



事件その1 消しゴムのカス


モーリシャスの涼しい季節から、いきなりムシムシ・ギラギラの東京の実家へやってきた私たち…。

暑くて、暑くてお風呂もパスしたいところだけれど、さすがにそれは出来ないので、面倒くさがる息子に

「湯船には入らなくていいから、シャワーだけ浴びて汗を流してね。」

なんて声を2,3日も続けてかけてしまった…

そして、数日後…


ママ、ひじの内側から消しゴムのカスみたいなのが出てきた…



Oh!Nooooooo! 潔癖症ではないけれど、今まで病気以外のときは、きちんとお風呂に入って体を洗っていた息子、8歳にして初めて見る垢を消しゴムのカスと…。

良い人体観察実験ができました!夏の自由研究に使えたかも。(←ありません。)





事件その2  大都会


短い滞在期間の間、本来の一番の目的は高齢の両親と過ごすことなのですが、やれ、歯医者に検診、動物園だ、博物館、ディズニー・ランドにキッザニア、ポケモンの新作映画etc...、と激しく動き回ってしまう私たち…。普段、大自然に触れすぎているので、ここぞとばかりに文明の証を求めてしまうのです。

ある日、地下鉄に乗っていたときのこと…


ママ、東京ってすごいね。本当に大きくて、ビルがたくさんあって、人がたくさんいて…



素直なつぶやき…じゃなくて、大きな声で、周りの方皆さんの耳に入るような大きな声で言ってのけてくれました。自慢じゃありませんが、私が生まれた時から日本語で話しかけているせいで、息子の日本語には外国人特有の訛がありません。しかも、見かけもまんま日本人。


「この親子、一体どこの田舎から出てきたのか…?」という視線を痛いほど浴びましたよ。せめて「東京」を「日本」に置き換えていてくれれば、まだ違う視線だったはず…。いや、別にいいんです。今や本当に田舎者なのですから。


でも、こんなことは序の口、実はもっとすごいことが待ち受けていたのですよ。長くなるので今日はこの辺で…ドロン。

モーリシャスで牡蠣!

近所のスーパーの駐車場で、地元のおじさんやお兄さんたちが「カマロン買わないか?」とよく観光客に声をかけている。


因みにカマロンはマカロンではありませんよ。多分マッカチンもとい「ザリガニ」だと思います。


私もよく声をかけられるのですが、なんだか怪しげで、大抵は観光客にばかり声をかけているので、絶対にボッタクリ料金だと思って今まで近づかなかったのですが、先日、ちょっとブログネタ煮詰まってるから、と思いおじさんの車のトランクを見てみると、


まだ生きているー!



しかも、値段を聞いてみると、それほど高くない…


1キロ=200ルピー(約600円)


よし、物は試し、と購入しました。



気をよくしたおじさん、今度は「牡蠣もあるよ。」と…


牡蠣はモーリシャスのホテルでも、たまに前菜として出てくることがあるのですが、非常に小さい…。


日本の牡蠣の五分の一くらいの大きさです。


しかも私は、過去に牡蠣で大当たりしてしまい「阿鼻叫喚」な地獄を見た!という友人がいるため、生牡蠣を見るたび彼女を思い出し、毎回、口に運ぶ前に覚悟を決めて、祈る!という儀式を行っているため、「モーリシャスのスーパーの駐車場で、おじさんが自分の車のトランクの中のバケツに入れて売っている牡蠣」はどうよ…と躊躇していたら…


おじさん、味見してみろ、って開けちゃいました…



おまけに、レモンまで絞ってくれて…


こうなったら、怖いもの無しのアラフォー、今日は夜の仕事(M語録:夜の空港での仕事)もないし、いってしまえー! 口に入れました。











あっ、甘くておいしい…






しかも、一個=5ルピー(約15円)!!


思わず大人買い!(←うそ。10個だけ…)


と言うわけで、我が家にやってきたカマロンと牡蠣…


イメージ 1



一応洗った方が良かろうと、ボールに移してみましたが、大暴れ…
一匹大体15cmくらいで、16匹入っていました。

イメージ 3


息子は元気の良い一匹に「ボビー」(なんで?)と名づけ、ペットにする!と譲りませんでしたが、あえなく煮立った塩湯の中へ…

湯上りは、こんなに鮮やかなきれいな色になりました!

イメージ 4


牡蠣の方は、開けるのに四苦八苦…


おじさんに、ナイフを入れる場所を教えてもらったにもかかわらず、うまくいきません…


私が何度もナイフを手に突き刺しそうになっているのを見て、思わず家人が助けてくれました。


初めてのくせに…なぜか開けるのがうまい…悔しい…


そうこうして出来上がった前菜がこちら↓

イメージ 2


因みに真ん中はレモンではなく、友人宅の庭になっていたライム(小型)です。このライムを添えると、なんだか牡蠣が大きく見える…。


残念ながら、タバスコは切らしてしまっていたので、ライムだけでいただきましたが、おいしかった…



でも、食べ応え、全然無し…なんと言っても小さいので…


そして、「ボビー」その他一同はアメリケーヌ・ソースでいただいてみましたが…新鮮なだけあって、おいしい…しかも、ミソまで甘い…


次の日の朝になるまで、お腹の調子が大丈夫か、バクバクしましたが大丈夫でした!



モーリシャスのホテル・レストランに並ぶことのある、ウニや牡蠣、お客様が食中毒になると大変なので、ホテルではその日に獲れたものしか出しません。ですので、ホテルで召し上がる分には大丈夫ですよ、多分…

セサミ、届く!

1月に撮影があり、2月に発行された「セサミ」、20冊がどうやら、日本→モーリシャスの航路を外れ、旅に出ていたらしく(たぶん?)4ヵ月後にやっと到着しましたっ!!

はやる心を抑えて、ページをめくってみると…


いやぁ、モーリシャスってこんなだっけ?というくらい美しい…

「Tribal」というテーマに(予想に反して)そっくりはまってる…

ファッション雑誌、と言うこともありますが、1ページ、1ページ、切り取って額に入れて飾りたいくらい位、神々しくて美しい…

ご存じない方が見たら「合成写真」と思われても仕方ないような、すごいアングルの写真もあって(合成ではないんですよ!)ゲージツもとい芸術的…



1年で最も暑い最中、長袖や重ね着の洋服にも文句を言わずに、頑張ってくれたちびっ子モデルたちにも大感謝です。


2月発行なので、もう書店には並んでおりませんが、ご興味のある方、是非お取り寄せくださいませ。

762円也!

復活!ステラ・ピルス

イメージ 1

全国モーリシャン・ビール・ファンの皆様、お待たせいたしましたっ!

ステラ・ピルスが、十数年ぶりに復活ですっ!


懐かしのスカイ・ブルー・ラベルは健在ですが、缶だとなんだか不思議な感じ…

だって、昔は瓶しかなかったんですもの…




お味の方は…






往年通り、私の苦手な軽い系…!?


やっぱり、フェニックスのほうがいいや…そうきたか…

歯ブラシは忘れずに!

ご到着後いただくお客様からの電話で意外と多い質問が、


「歯ブラシ、どこで売ってますか?」


だったりする。


私は慣れ切ってしまっていて、当たり前、だと思っていたりするのだけれど、日本から到着して、ホテルへチェック・インし、お部屋を見回してみて、無い!と気がつかれる方が結構多いようなのである。


日本では、旅館やホテルはもちろん、ビジネス・ホテルにだって、歯ブラシはマストのルーム・アメニティだけれど、私はモーリシャスのホテルで置いてある所を見たことが無い…。


ボディ・ローションやバス・ソルト、虫除けクリームなども置いてあったりするところもあるけれど、歯ブラシ&トゥースペイストは皆無だ。ついでに、ヘア・コンディショナーがあるところも稀である。


というわけで、ホテル内ブティックで販売されていることもあるけれど、選択肢は多くないので、荷造りの際、歯ブラシ&トゥース・ペイスト、そしてヘア・コンディショナーは入れておきましょー!

(シャンプーや石鹸はあります。)
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