モーリシャス便り

インド洋の楽園「モーリシャス」での生活を綴っています。

2020年02月

令和初天皇誕生日祝賀レセプション

昨日、在モーリシャス日本大使公邸にて、天皇誕生日祝賀レセプションが開催されました。

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今年も鏡割り、お酒のテイスティング・コーナーのお手伝いをさせていただいたのですが、去年に引き続き今年も雨…

でも、式が始まる頃には小雨になり、降ったりやんだりで、去年のような「バケツをひっくり返したような」大雨ではなかったので、ホッとしました。

さて、私にとっては毎回、普段目にする、接することがない、色々なお約束事を学ばせていただく機会にもなっているのですが(去年はSPによる乾杯用のお酒の毒見!)、今回は主賓であるモーリシャスの首相や大統領代行が到着する度に、異なるファンファーレが警察音楽隊により演奏されるのが私的にツボ…でした。

それにしても、日本大使館がモーリシャスにオープンして3回目の本祝賀レセプション。

モーリシャスの警察音楽隊による「君が代」演奏が格段に上達していて、驚くとともにとても嬉しかったかったです。

今のところ、入国に問題なし

昨日、今日とドバイ及びシンガポール経由で日本人がモーリシャスに入国しています。入国管理局や検疫で色々と質問があったようですが、皆さん無事入国できています。

熱や咳のある方は検疫のための隔離措置が取られますので、搭乗前に渡航を検討してください。

観光局からのプレス・リリース

以下、モーリシャスの観光促進局からのプレス・リリースです:

Travel to Mauritius

- updated February 24, 2020

Communique with regards to the spread of the "new coronavirus" (Covid-2019) Following the spread of the "new coronavirus" (Covid-2019) in Italy and the Republic of Korea, a meeting was chaired by the Hon. Prime Minister and different stakeholders. The following precautionary measures have been adopted:

• Entry to Mauritius will be temporarily suspended for Italian travelers from Lombardia, Veneto and Emilia Romagna.

• Travelers from other parts of Italy will be able to travel and undergo the current routine checks upon arrival at the airport.

• Travelers from the Republic of Korea will not be allowed to enter the Mauritian territory.

• Travelers from Singapore and Japan will be screened and closely monitored upon arrival in Mauritius.

We wish to reassure the travel trade that all precautionary measures are being taken to protect the tourists visiting the island and the population in general.

<要約>
モーリシャス入国に関して

2020年2月24日更新

新型コロナウイルスのイタリア及び韓国における感染拡大に際し、首相及び関係各所による会議により、新たに下記の予防措置を採用する:

・イタリアの3州(ロンバルディア、ヴェネト、エミリア=ロマーニャ)からの旅客の入国を一時的に禁止する
・上記以外のイタリアからの旅客の入国は可能だが、空港で到着時に現在行われている検診を受けることとする
・韓国からの旅客のモーリシャスへの入国は認めない
・シンガポール及び日本からの旅客はモーリシャス到着時に選別され、詳細な検診を受ける

モーリシャスでは、観光客及び島民の安全のために必要な予防措置は取られているのでご安心ください。

というような内容です。

因みに、24日に入国した日本人観光客ですが、空港では検温と問診があったのみで、入国後、翌日に一部の宿泊ホテルに保健省の医師が来て、再度検温が行われましたが、現在、疑わしき症状があり、隔離施設に収容されたり、行動を制限されている日本人はいません。

日本からの入国制限について

昨日のブログにも書いたとおり、現在日本(及びシンガポール)からモーリシャスに入国する場合「熱や咳など疑わしき症状がある場合は検疫下におかれる。」と公式発表されており、要は熱や咳が無ければ入国できる、ということです。(実際24日以降、日本からの訪問者の入国は許可されています。)

但し、既に入国が禁止されている中国、また24日に新たに追加された韓国、イタリア3州(ロンバルディア州、ヴェネト州、エミリア=ロマーニャ州)から、もしくは過去14日の間に前述の場所に滞在、通過している場合には、入国及びトランジットも不可能です。

この公式発表は24日の夕方に決定され、25日に書面による一般公表がありました。

詳細はこちら

昨日、23日に事前通告無しに隔離施設に収容されてしまった30数名の韓国人観光客(全員ハネムーナー)が、韓国外交部の働きにより、全員帰国の途に就きました。(14日間隔離施設で滞在した後、発症が確認できなければ入国できる、という選択肢もありましたが、選ぶ人はいませんでした。)

全員マスクをつけて、物々しく保健省の係員たちに先導されて空港の出国管理局を通過する彼らを見て、本当に気の毒でいたたまれなくて涙が出そうでした。

せめて飛行機に乗る前に正式発表されていれば、わざわざ十数時間もかけてモーリシャスに来て、空港からいきなり施設に送られるなんて反則技をかけられることもなかったはず…

また、24日に到着した途端、強制送還になった韓国人やアリタリア機の数十名など、公表前に到着しながら入国を認められなかった人たちも、訴訟を起こしてもおかしくないのではないかと思います。

モーリシャスにウイルスを持ち込ませないことが大前提とはいえ、今回は保健省、外務省、観光省との間でのすったもんだもあり、公表前に入国制限が現場で強制的に実行されたことについては、大いに糾弾されるべき行為です。


それにしても…

同僚の韓国人から「折角のハネムーンだったのに、隔離施設はシーツやブランケット、タオルもまともにない監獄のような所だったらしい…」と聞かされました。

モーリシャスは韓国人にハネムーンの場所としてとても人気のある島で、2019年の年間訪問者数は日本同様、直行便が無いにもかかわらず7072名と、日本からの訪問客の3倍以上!(日本からは2234名・モーリシャス統計局資料より)
今年は大韓航空の直行便の就航計画もあったほどなのに…

しばらく韓国人の同僚たちと顔を合わせることが無いのかと思うと、私もこのまま日本での感染者数の増加が収まらない限り「明日は我が身」ではありますが、本当に寂しい限りです。

モーリシャスの入国制限について

昨晩のニュースでは報道されたのですが、本日のお昼前に、昨日の日付(2月24日)でモーリシャス保健省より正式に書面による発表がありました。

中国に続き、韓国及びイタリアの3州から、もしくは14日以内に通過した訪問者の入国及びトランジットが禁止、もしくは14日間の検疫隔離が強制されることになりました。

「日本及びシンガポールからの入国に関しては、熱や咳など新型肺炎の疑わしき症状がある者は隔離される」とのことで、これらの症状が無い日本人は14日間の間に、中国、韓国、イタリアなどを通過していない限り、入国の制限を受けないということです。

これから状況が変わる可能性はありますが、今のところ日本人に関しては、全面入国禁止というわけではないです。

昨日の朝の報道では日本も入国制限を受けるとの報道があったので、1日中、グルングルン振り回されました。(空港の保健省の係員すら日本もダメ、と言ってましたし…夕方になってやっとシンガポールと日本が除外対象になった模様…)

それにしても、予告無しに病院送りになってしまったり、入国拒否にあった韓国人やイタリア人は本当にお気の毒です。

早く流行が下火になる兆候が見えてこないかな…

また、新しい情報が入り次第、アップデートします!
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