モーリシャスに住む日本人として「わかしお」の事故のために何ができるんだろう、と悶々としてしまういことが多いのですが、それは他の在留邦人も同じで、皆でできることを模索しています。

ある友人はマスコミのインタビューに応じて日本へ向けてアピールしたり、オイル吸着効果の高い髪の毛のドネーションをしたり、サトウキビの葉を利用したオイルフェンス作りに参加したり…

私だけでなく「モーリシャスにいるからこそできること」を、それぞれができる範囲でがんばっています。

私は3月からほぼ仕事(観光業)が無い状態で、これ以上の寄付は厳しいので、お金の代わりに「体」で払おう!と、近くの製糖工場で行われているオイルフェンス作りのボランティアに参加してみました。

昨日は朝から色々な用事が入っていたので、ほんの1時間強だけしか参加できませんでしたが、朝8時30分から夕方5時までばっちり参加していた友人(日本人です)は、会った時には既に全身ほこりや土で真っ黒になっていました。頭が上がらない!

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製糖工場に運ばれてきたサトウキビを目にして、「わかしお」の事故が今のサトウキビ収穫の時期だったからたくさんの葉が簡単に入手できるけれど、これが11月以降の収穫後だったら、と思うとゾッとします。(モーリシャスのサトウキビは一毛作で、収穫は大体5月から11月にかけてです。通常、葉の大半は燃料として利用されています。)


今日は前回とは異なる(主催者曰く、もっと有効な)アップグレードしたオイルフェンス作りでした。

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40ℓ分の空のペットボトルとサトウキビの葉をネットでできた筒状の袋に交互に隙間なく詰めていき、このような↓俵型の物を作ります。

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それをつなげて長いネット上の袋に入れると…

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前回の手作り感満載なフェンス(でも効果があった!)よりも、本格的な見かけになりましたよ!

見かけ通り、更に高い効果があると良いな…